<<ドイツでそば打ち>>
ドイツ・バイエルン州・アルゴイン。オーストリー・チロルの一部ともいわれるほど小さな峠を越えるとオーストリー。この地はドイツ・アルペンスキーの名手をたくさん輩出したアルペンスキーのメッカ。ドイツのスキー技術の高さは世界的にも有名でこのドイツスキー連盟と山形蔵王スキークラブは姉妹関係である。
そばのマイスターが、夏スキーにくるのであれば、ぜひ日本の伝統ある「そば」をアルゴイン・スティンホテル一同ならびに地元スキー愛好者諸氏に、その技をお伝え下さいとの要請が山形蔵王スキークラブからあり、せっかく行くのですから、国際親善に一役かうことにした。
7月2日、成田を出立。現地時間で7月3日早朝5時、ホテルを出発し、チロル・スチューバイ氷河に向かう。ここは、各国のアルペンスキーの選手が10月からトレーニングに入る場所で一年中滑ることができる。
日本では連日猛暑というのに、このスチューバイの氷河上は吹き抜ける風が冷たく、早朝は真冬さながらである。しかし昼近くになればさすがに気温も上昇して、軟雪となり、滑るのは難しくなる。この時とばかりにイタリーから、フランスから、ドイツから、日本から、スキー好きの面々が氷河を得意満面に滑走している姿は、かわいいものでした。
滑り下りをしたところは、一面のお花畑で雪解け水が道にあふれ、チングルマ、キンポウゲ、エーデルワイスが咲きみだれて、雲上人になれた気分は最高。今夜はこれからホテルに帰ってそば打ちを披露することになっている。
午後8時30分より厨房部の大半とスキー学校の幹部を集めてそば打ちを開始する。
日本から持ち込んだものは麺棒2本、駒板、包丁、そば粉、つゆ以上。まずそば粉を練る。大きなボールがあると期待して行ったがドイツの料理を作るボールがない。なんとか手近にあった大きな鍋でこねることができた。わづかにダマになった頃合いを見はからって、延台の上に移す。得意のキク練りで皆を驚かす。粉と水に混ぜてこねて延ばして切ってスパゲッティーの様に作ってしまう事、そのものは西洋にはないそうで大ハクシュカッサイ。
参加した面々は、今度は是非、日本に行って本場の「そば」を賞味したいとの感想がでるなど、そば打ちで楽しい国際交流の時を過ごすことができた。
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